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プロフィール

アッキー

Author:アッキー
旅と写真、音楽がすき
カメラ片手にいつも
プラプラと旅しています


時々、写真展示もしてます
現在は「インド」の個展を
静岡県島田で開催中。

詳細→
http://tabisuruasia.blog.fc2.com/


ほっこり、ゆるく生きてます

☆PEACE☆


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8/14に開催された
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ネパールな休日その1

2011.09.22 22:15|
先週末の休日は群馬にいるネパール人の友人に会いに行ってきました。
私がネパールに滞在していた時にお世話になった家族がいて、
その家族の子供は3姉妹と弟なんだけど
真ん中のスワステイが日本に暮らしているのです。

彼女は日本に住んでいるネパール人と結婚して、
今現在、妊娠中。
来月、出産予定。

ここ最近、頻繁に連絡が来るようになった。
というのも、彼女は日本で出産することを決めたの。
いくら日本語が話せるとは言え、回りに身内がいないことが
とても不安なんだと思う。
彼女のお父さんが去年亡くなったので、
ネパールはしきたり上、奥さんは1年間は海外に行くことも出来ないし、
色々と制限があるらしい。
赤いサリー(民族衣装)も着ちゃダメなんだって。
だから、お母さんは日本に来れないわけで。
妹を呼ぶにも、日本のビザは厳しくなかなか許可が下りないみたい。
彼女がネパールに帰ればいいんだけど、
「旦那さんのそばがいい」って言って、帰るのをやめて
日本という異国の地で出産を決めた。
それって、すごく覚悟が必要なことだと思う。


そんなわけで、頻繁に連絡をよこすのは
「口には出さないけど不安なんだろうな~。」と思って、
私なんかが行ったところで、どうにかなるわけじゃないけど
彼女の家族代表(笑)として、私が会いに行ってきました。

実は旦那さんに会うのは今回がはじめて。
ちょっと緊張したけど、でもめちゃめちゃいい人。
むしろ、人がよすぎるくらいの真面目でとっても正直者。
でも、彼の名前を全く覚えられず、
私は彼のことを「けんちゃん」と呼ぶことにした(笑)

けんちゃんは本当にいい人で、やさしくて
いい旦那さんでよかったねー!!って私もすごく嬉しかった。
すでにカカア天下になっていて、
「鬼嫁」という言葉を教えてあげました(笑)


夜、スワステイの友人の2人(ネパール人)が遊びに来ました。
お姉ちゃんの方はネパール人だけどよくブラジル人に間違われるそうで(笑)
見た目がネパール人っぽくない。
お姉ちゃんがダンスが大好きでネパール音楽に合わせて踊りまくってました。
セクシーダンスとか披露してくれた~。
私も一緒に踊ってみました(笑)

その後はBBQ.
ネパール料理が食べたかったけど、何故かBBQ(笑)
 

お酒も飲んで、ネパールの話をいっぱいした。
でもね、そこでネパールの現実を知ることになった。

あんなに楽しそうに陽気に踊って、
元気いっぱいなお姉ちゃんから、とんでもない内容の話が出てきた。

ネパールは政治的に安定していない時期があって
(今も安定してるとは言えないけど)
マオイストというネパール共産党の毛沢東主義者の反政府組織、
いわゆるゲリラ組織がいるんだけど、
(政治の実権も握ってしまった)
このマオイストのおかげで私は何年か前に
ネパール行きを断念したことがあった。
実際3年前にネパールに行った時にもマオイストはいたんだけど
観光客には手を出さないと言われていたし
なんだかんだいっても、そこまでひどく危険ではないと思っていたんだ。

姉妹は田舎の出身だと言っていたけど
「今、実家はカトマンズなんだ。」と言っていた。

その理由はマオイストのせいだった。
村にマオイストがやってきて、爆弾で村や家が壊された。
私たち家族は偶然にも、みんな家を出ていたから
家族みんな無事だったけど、
学校から帰ってきたら家がなかった。
家は圧力鍋みたいなやつに入っていた爆弾で破壊された。
と言っていた。

姉妹はまだ難しい日本語が話せなくて、
けんちゃんとスワステイが通訳してくれた。
私は驚いて、何度も、何度も聞き返してしまった。

だけど、それよりも衝撃な言葉があった。

「お兄ちゃんがいたんだけど、マオイストに殺されたんだ。」

さっきまであんなに楽しそうに踊っていた姉妹が
そんな悲しい過去を背負っているとは思いもしなかった。

マオイストの勢力は聞いたことがあったし、
私も見かけたりした。

私がカトマンズにいた時にマニカが、
(スワステイの姉でカトマンズ在住)

「マオイストのせいで、田舎からみんなカトマンズに逃げてくるから
カトマンズは人口がすごく増えてるんだ」

と言っていたのを思い出した。
この姉妹の家族も、そうやって村から逃げてきたんだろう。

マオイストが人を簡単に殺すとは思っていなかった。
でも現実は、私が想像を遥かに越えるほど酷かったんだ。

そんな暗くて辛い過去を彼女たちが背負っていたとは
全く想像もしていなかったので、
私はショックで、涙が止まらなくなってしまった。

お姉ちゃんの方も私が泣き出したら半泣きになってしまった。
悲しい過去を思い出させてしまってごめんね。
お姉ちゃんが、

「ありがとうね。聞いてもらえてスッキリしたしよかった」

と言ってくれた。
当時は(9年前)は、毎日泣いていたんだって。
声も出なくなってしまったんだって。

「だけど、私、今がんばってるよ~」

と日本語で言っていた。
うんうん、本当にがんばってるね。
異国の地で、本当にがんばってる。
そしてそれをきっかけに、ぐっと心の距離が近くなった気がした。
こんなに辛い話を、話してくれてありがとう。

「ネパールに行ったら、私のお母さんにも会いに行ってね!!」

とおねえちゃんが笑顔で言ってくれた。
彼女のお母さんにも会いに行きたいな。
心からそう思った。


この日は何だか、すごくすごく「生」に対するエナジーを感じた。
彼女たちはそんな辛い過去を背負いつつも、
前を向いて生きている。
人の心の痛みや、悲しみや辛さを知った人って、とっても強い。


つづく。
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